Summon version 2.17がリリースされます。
Summon version 2.17 がリリースされます。*1
おもなエンハンスは以下のとおりです。
- Enhancements
-
- ユーザーのデフォルトの検索結果から「文献情報のみ」となっているデータを除外するオプションを管理者画面から設定出来ます。「学内提供サービス以外を追加」のオプションを選択することで、「文献情報のみ」のレコードも検索することができます。*2
-
- いくつかの一般的な固有名詞で「s」または「es」で終わるものについて、ステミング処理は行われなくなる。
- A&I Details Pageの第一ボタンと第二ボタンに、プリント版へのリンクやリクエストの機能を割り当てることができます。
- Bug Fixes
- Abstract and Index Details Pageで、冊子体の方がEJよりも利用範囲が大きい場合、冊子体へのリンクも表示できるようになった。
- Newly Indexed Content
- Karolinska Institutet - SveMed +:
- IGI Global – Journal Articles.
- Thieme Journals -
- Science & Technology Facilities Council - Science & Technology Facilities Council (STFC) IR
私見ですが、A&I Details Pageで冊子体の情報へのリンクが一部表示されるようになったり、「文献情報のみ」のレコードをデフォルトの検索結果から除外する機能などから、Summonが通常のOPACとしても使えるようなものへと変わろうとしているのかなと感じました。
E1319 - 続・北米260大学のOPACの「次世代度」をチェック<文献紹介> | カレントアウェアネス・ポータルでは「ディスカバリーサービス導入館75館のうち72館が従来型OPACを併用し,それのみを導入する館は前回調査時の6館(2%)から半分に減少している。」という指摘が紹介されています。
【大谷】